これからは大きなおせっかいモードに入りますが、この分野に置いて難しい点は、男女のファッションに対する意識の違いです。これは決定的な違いではないでしょうか。
ちょっと前の2017年6月に実施された18~69歳の男女1,600名を対象に『ファッションに関するアンケート調査』によると、
男性で「洋服・ファッション」に興味・関心を抱いている人は16.4%、一方の女性は男性の2倍の数字(34.4%)となり、女性の方が男性と比較して「洋服・ファッション」への興味・関心が高いことが分かりました。
次に「どこで購入しますか?」という質問には、男女とも平均すると40%弱が「ネットショップ」です。意外にも男女ともに50~69歳の3人に1人が「ネットショップ」で洋服の購入をしていることが分かりました。
どのくらいの頻度で洋服を購入するか聞いたところ、性別的に見ると女性の2番目に多かった回答は「月に1回」(23.9%)、男性の2番目に多かった回答は「半年に1回」(23.3%)となり、男性と比べて女性の方が洋服の購入頻度が高いことが分かりました。
また、一ヵ月あたりの洋服の購入金額を聞いたところ、男性で最も多かった回答は「3,000円未満」(30.9%)となり、女性は「5,000円~10,000円未満」(28.2%)となり、頻度と同じく洋服にかける金額も男性より女性の方が高い結果となりました。
続いて、購入した洋服を手放すまでの期間がどのくらいであるかを聞いたところ、男性は「擦り切れるまで」(30.4%)と最も多く、一方の女性は「2~3年程度」(28.5%)が最多回答となりました。
洋服に関して、男性と比較して女性の方が興味・関心が高く、また興味・関心に伴って購入頻度や購入金額も高いことが分かりました。
男性は「自分に必要なものだけを買う」(54.9%)となり、女性では「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(63.6%)との結果となりました。
男性は買い物に対してのこだわりが大きいことが分かり、また女性は効率的な買い物をする傾向が高いことが分かりました。なお、女性は「買い物は楽しい」「買い物をするとストレス発散になる」との回答を選択した人も多く、買い物という行動が楽しさやストレス発散といった心の解放感を買い物に求めており、買い物をする行為自体が女性に心理的影響を与えていることが分かる結果となりました。
出典:PR Times 『ファッションに関するアンケート調査』