まず一つはお客様との継続的なお付き合いが前提となっているビジネスモデルであるために、顧客の増加とともに売上が拡大する、なおかつ急激な環境変化があったとしても売上の減衰が緩やかで、対策を打つための時間的余裕が生まれるという強みがあります。
もう一つ、サブスクリプションビジネスの強みとしては、先の売上の見通しができるということです。これによって、計画的な投資が行えます。いざ、社会情勢が急変したとして、先程の時間的な余裕とともに速やかに対策をとって投資を行うことで、売上減少を避けられる可能性は高まります。
今まで積み上げてきた売上がそのまま継続されますので、新規顧客が仮に獲得できなかったとしても、売上がゼロになるということはありません。今回のような世界的な社会情勢の変化の中でも影響を受けにくい、重大なダメージを受けにくい理由はここにあります。
サブスクリプションは一般新規の売り切り型のフロービジネスではなく、事前に会員になっていただくことが前提なので、顧客の顔が見えて売り上げ見込みが立てやすいということと、基本的に会費前払いなので、運営資金をなんとか回せるというメリットがあります。(この場合には、会員になんらかの事前了解が必要なケースがあるとおもいますが)
しかし、個々の企業なり店舗なりが、例えばこの秋冬にコロナウィルスが蔓延した場合に対処するためにサブスクリプションを導入することは、サブスクリプションのノウハウ修得やシステム構築の余裕はなかなか出来ないと思います。そこで、どんな業種や企業規模に関係なくサブスクリプションのシステムを利用できるプラットホームを構築し稼動することが一番の早道ではないでしょうか。(多分に勉強不足のため、すでに存在している場合にはご容赦ください)
出典:サブスクリプションマガジン「新型コロナウイルスで緊急事態宣言の今、サブスクビジネスを考えておくべき理由
また今話題の、自宅でARを活用した買い物ができる非接触販売「ARaddin™️」などとの融合により、より高度なビジネスの展開が期待されるところですね。
参考資料:PR Times