サブスクリプションは現代の救世主となりうるのか

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サブスクリプション

昨年12月に明らかになってから今年の5月までも現在進行中の「新型コロナウィルス」による影響は、全世界の物心両面に多大な爪あとを残しています。 

新型コロナウィルスに罹患された方やそのお身内、ご友人、医療従事者の方々の心身ともに受けたダメージは察するに余りあるものですが、緊急事態宣言発令後、外出自粛、ソーシャルディスタンス確保、3密状態の回避など、人と人との接触を極端に制限された中で特に深刻な問題は、対面ビジネスに従事されている方、特に中小、零細、個人経営の接客サービス業は、その存続を断念する件数が日に日に増加している現状です。

そんな苦境の中、独自の創意工夫で、なんとか存続の道を模索する結果、やがて訪れる通常開業時までのつなぎとして前払いの支援を受ける動きが活発化しています。

とにかく現状を100%とまではいかなくても、なんとか維持するための個々の企業努力でしょうし、まさに賞賛に値する活動だと考えています。

こんな時に、表題のような「サブスクリプションは現代の救世主になりえるのか」なんて他人事のような暢気な提言だと思われるでしょうが、新型コロナの完全収束の道は遠く、第2、第3のパンデミックが来るかもしれない状況では、いずこの政府と違って、第一線で働く企業の方が、個々に事前の方策を考えておくことも重要だと考えます。

サブスクリプションは突然の景気縮小局面に強い

まず一つはお客様との継続的なお付き合いが前提となっているビジネスモデルであるために、顧客の増加とともに売上が拡大する、なおかつ急激な環境変化があったとしても売上の減衰が緩やかで、対策を打つための時間的余裕が生まれるという強みがあります。

もう一つ、サブスクリプションビジネスの強みとしては、先の売上の見通しができるということです。これによって、計画的な投資が行えます。いざ、社会情勢が急変したとして、先程の時間的な余裕とともに速やかに対策をとって投資を行うことで、売上減少を避けられる可能性は高まります。

今まで積み上げてきた売上がそのまま継続されますので、新規顧客が仮に獲得できなかったとしても、売上がゼロになるということはありません。今回のような世界的な社会情勢の変化の中でも影響を受けにくい、重大なダメージを受けにくい理由はここにあります。

サブスクリプションは一般新規の売り切り型のフロービジネスではなく、事前に会員になっていただくことが前提なので、顧客の顔が見えて売り上げ見込みが立てやすいということと、基本的に会費前払いなので、運営資金をなんとか回せるというメリットがあります。(この場合には、会員になんらかの事前了解が必要なケースがあるとおもいますが)

しかし、個々の企業なり店舗なりが、例えばこの秋冬にコロナウィルスが蔓延した場合に対処するためにサブスクリプションを導入することは、サブスクリプションのノウハウ修得やシステム構築の余裕はなかなか出来ないと思います。そこで、どんな業種や企業規模に関係なくサブスクリプションのシステムを利用できるプラットホームを構築し稼動することが一番の早道ではないでしょうか。(多分に勉強不足のため、すでに存在している場合にはご容赦ください)

出典:サブスクリプションマガジン「新型コロナウイルスで緊急事態宣言の今、サブスクビジネスを考えておくべき理由

また今話題の、自宅でARを活用した買い物ができる非接触販売「ARaddin™️」などとの融合により、より高度なビジネスの展開が期待されるところですね。

参考資料:PR Times