当面の対象ユーザはまず MAUCHIスタッフが常駐するマンションの住民に限定されています。そのマンション住民は、MAUCHIアプリをダウンロードし、そのマンション固有の住宅コードを入力することでサービスが利用できるようになる構想だそうです。
このサービスは、現在提携している大手マンションだけでなく近隣エリアの戸建住宅へのサービス展開も目指していて2022年までに「MAUCHI」の1,000棟導入、2022年9月期の売上高を18年9月期の約2倍となる100億円まで引き上げようと考えているようです。
現在、洗濯代行のアピッシュ(東京・渋谷)や家電レンタルのレンティオ(東京・品川)、家具・インテリア・家電のサブスクリプションサービスCLAS(クラス)、セラピストやトレーナーなどを予約できるサービス「ケアくる」などのサービス会社との提携のほか、今後約50社と新規提携の相談を進めています。
「MAUCHI アプリ」を通して、お客様の“あったらいいな”をオールトータルでに実現するため、外部サービスとの連携を積極的に展開し、必要に応じて「利用」できる時に必要なことを細やかにかつシームレスに実現し、軽やかな暮らしの提案を目指しているそうです。
サブスクリプションの定義を紐解くと、「サブスクリプションサービスとは、提供する商品やサービスの数ではなく、利用期間に対して対価を支払う方式のことであり、多くの場合「定額制」と同じ意味で用いられている」とあります。この「MAUCHI」というサービスも「所有」から「利用する」というシステムの本質を見ると、いままでにないマルチな形態のサブスクリプションだと判断して、今回取り上げさせていただきました。